推定構築時間: 0.1 SBU 推定必要ディスクスペース 2.2 MB |
Psmisc パッケージは /proc ディレクトリを管理するのを助ける三つのプログラムを含みます。
インストールされるプログラム: fuser, killall and pstree
Psmisc は以下のパッケージに依存します: Bash, Binutils, Coreutils, Diffutils, GCC, Gettext, Glibc, Grep, Make, Ncurses, Sed.
コンパイルのために Psmisc を準備します。
./configure --prefix=/usr --exec-prefix=/ |
コンフィグオプションの意味
--exec-prefix=/: このオプションは、/usr/bin ではなく /bin にバイナリをインストールされるようにします。 Psmisc プログラムはブートスクリプトでたびたび使われるので、それらは /usr ファイルシステムがマウントされなかった時も利用できるようにしたほうがよいでしょう。
パッケージをコンパイルします。
make |
そしてインストールします。
make install |
デフォルトでは Psmisc の pidof プログラムがインストールされません。 普通は、あとで、よりよい pidof プログラムを提供する Sysvinit パッケージをインストールするので、これは問題ではありません。 Sysvinit を使うつもりがないのならば、次に示すようなシンボリックリンクを作ることで、インストールを完了してもよいでしょう。
ln -s killall /bin/pidof |