推定構築時間: 0.1 SBU 推定必要ディスクスペース 0.3 MB |
LFS-Bootscripts パッケージは SysV init スタイルのシェルスクリプトを含みます。これらのスクリプトはブートの間にファイルシステムの完全さをチェックする、keymap をロードする、ネットワークを設定する、シャットダウン時にプロセスを停止するなどの様々な仕事を行ないます。
インストールされるプログラム: checkfs, cleanfs, functions, halt, ifdown, ifup, loadkeys, localnet, mountfs, mountproc, network, rc, reboot, sendsignals, setclock, swap, sysklogd 及び template
LFS-Bootscritps は以下のパッケージに依存します: Bash, Coreutils
本書ではSysV スタイルの init スクリプトを使います。ここでこれを選んだのは、広く使われていて、私達がこれに慣れているからです。 何か別のものを使いたいなら、http://www.linuxfromscratch.org/hints/downloads/files/bsd-init.txt で Marc Heerdink が書いた BSD スタイルの init スクリプトについてのヒントを見つけることができます。 さらに何かもっと根本的に違うものがよいなら、depinit を LFS メーリングリストで探して下さい。
BSD スタイルやその他のスタイルのスクリプトを使おうと決めたのなら、次の章を飛ばして第 8 章進んで構いません。
ブートスクリプトをインストールします。
cp -a rc.d sysconfig /etc |
スクリプトに root の所有権を与えます。
chown -R root:root /etc/rc.d /etc/sysconfig |